日本ルフト株式会社

科学機器部

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顕微鏡電気泳動方式 ゼータ電位測定装置

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コロイド分散溶液に外部から電圧を印可すると、荷電粒子は一方または他方の電極に向かって移動します。顕微鏡を通して粒子の移動速度を測定することにより、粒子のゼータ電位を測定します。粒子を直接観察できるため、ブラックボックスのない信頼できる手法です。

特徴

静止面に浮遊する粒子のみを観測できるため、電気浸透流の影響を受けません

ハイコントラスト像が得られるため、20 nm以上の超微粒子の測定ができます

移動速度を求める方法が3種類あります

1.ストップウォッチ法
単位距離を移動する個々の粒子の移動時間をストップウォッチで計測します。

photo 2.回転プリズム法(オプション)
対物レンズとCCDカメラの間にあるプリズムの速度を粒子の移動速度と一致させると、泳動する粒子は画面上で静止しているように見えます。粒子群の平均ゼータ電位がデジタル表示で得られます。

3.画像解析法(オプション)
電気泳動の様子を録画し、画像解析により個々の粒子の泳動速度を求めます。

アプリケーション

> pH変化によるアルミナのゼータ電位

photoサンプル:高純度α-アルミナAKP-30の0.1M-KCl分散溶液
pH 2から11まで変化させてゼータ電位を測定したところ、等電点は約9.3となり、文献値9.0 ~ 9.5とよく一致していました。

● 応用分野

粉体、金属酸化物、金属超微粒子、顔料、エマルション、高分子ラテックス、写真感光乳化剤、粘度、陶土、カーボンブラック、カーボンナノチューブ、パルプスラリー、セルロースナノファイバー、界面活性剤、凝集剤、生体粒子、血液細胞、微生物、コロイド粒子など

仕様

測定項目:緩和時間(T1、T2)、拡散係数

緩和時間測定

観測核 H
マグネット 0.3T(永久磁石)
共鳴周波数 約13MHz
測定範囲 ~4000ms
測定時間 数十秒から数分(測定時間はサンプルの性状に依存)
試料管 5mmΦ標準NMRチューブ使用可能

サンプル

サンプル粘度 ~20,000mPa-s
(NMRチューブに分取可能である事、高粘度試料用のチューブ有)
粒子濃度 1vol%以上 上限なし
(測定上限/下限は、サンプルの性状に依存)
測定可能溶媒 水系、有機溶媒系可能(構造中にHが含まれる事)
サンプル量 約500µl(より少量での測定も可能)

その他

操作性 測定項目を選択するだけの簡単なソフトウェア
オートチューニング可能
ノート型パソコン(デスクトップ型に変更可)で操作可能
装置本体寸法 概略:W800×D600程度の作業スペースで設置可能(本体、ノートPC)
Acorn Area 本体寸法:W約259×D約471×H約191mm 重量:約7kg
オプション 恒温システム 設定可能温度範囲:18~30℃
ヒーターオプション 設定可能温度範囲:室温~60℃
電源 AC100V 50/60Hz Acorn Drop本体:3A